1.「5S」管理と化粧品GMPを徹底

玉理化学の自社工場では、化粧品工場・パーマ工場・ヘアカラー工場の3つにわかれて商品を製造しています。工場では、「5S」管理および化粧品GMPにもとづいた製造と品質管理を実施。「5S」とは、整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字の「S」をとったもの。また、化粧品GMPの「GMP」とは、「Good Manufacturing Practice」の略。つまり、製造と品質管理に関する国際基準のことです。これらの指針を徹底することで、スタッフ一人ひとりがつねに改善の意識をもち、よりクオリティーの高い商品製造に努めています。

2.高品質を守りぬく検品体制

工場では、商品の製造・充填・梱包を行います。いわば、開発者が考えた商品をカタチに仕上げていく重要な役割です。慎重に、丁寧に、開発者の想いをカタチにしたい。だからこそ、1本1本の製品を、機械だけに頼らず人の目でしっかりと検品し、梱包していきます。商品の品質を守るために、少しの変化も見落とすわけにはいけません。製造から梱包まで、商品づくりに携わるすべてのスタッフが、自分の仕事にプライドをもって取り組んでいます。

水の品質は、商品の品質。なぜなら、ほとんどの化粧品には水が含まれているからです。その水が良質でなければ、高品質の商品は生み出せないと、玉理化学は考えます。当社の所在地でもある京都市伏見区は、かつて「伏水（ふしみ）」と記述されていたように、古くから良質の地下水に恵まれ、酒処としても有名です。私たちは、この地下水をさらにピュアな水にするための、最新の超純水装置を備えています。この装置から生み出された“超良質”の水が、当社の商品の高い品質を支えています。

1.これまでになかった商品を生み出す高い技術力

研究・開発では、主にヘア＆スキンケア部門、ヘアカラー部門、パーマ部門と3つの部門にわかれて開発しています。3つの部門にわかれながらも、各部門の情報だけで開発することはいたしません。部門間で互いに情報共有を行い、玉理化学の研究・開発員全員で開発するという意識。長年培ってきた髪や肌についての膨大な知識と高い技術力。そのすべてを新しい商品に注ぎ込み、各部門のスペシャリストたちが一つになることで、枠にとらわれない商品づくりを実現しています。

2.髪に、肌に、人にやさしい商品づくりを

お客様が、本当に求めている商品は何か。それは、ただ流行の成分を配合しただけの商品ではないと考えます。お客様の髪や肌にとって、本当にその成分が大切なのか。本当に必要なのか。本当に安心して使用できるのか。私たちは、これらの問いに明確な答えを出したうえで、一番ベストな配合量を見極めて開発しています。肌に優しく、髪に優しく、人に優しく。お客様の本当の美しさを引き出す、五感に訴えかける商品づくりが、ここにあります。

3.基礎実験をくり返し、品質を保証できる成分だけを厳選

配合する成分にどのような効果があるのか。これらを見極めるための基礎実験が、商品開発の第一歩になります。そして高品質の商品をつくるために、私たちは基礎実験に最も多くの時間を費やします。なぜなら、基礎実験を何度も重ね、厳選された成分を使用することではじめて、お客様に満足していただける商品が生まれることを知っているからです。また、化粧品と容器との相性や、容器の使いやすさまで、すべての品質に対して一切妥協することはありません。お客様の暮らしの中にどのように溶け込み、どのように愛用されるかまで考えることが、玉理化学の研究・開発です。

玉理化学では、約1,000種類以上の商品を、自社の物流倉庫で保管しています。日々発注される商品を迅速かつ正確に発送するために、自動倉庫とスライド式移動倉庫の、二種の倉庫で管理しています。スタッフ一同、商品がお客様の手元に届くまでが自分たちの仕事であるという意識をもち、丁寧に配送することを心がけています。

自社で保管する約7割もの商品を、自動倉庫で保管しています。高さを15m以上に設定することで、上部空間の有効利用が可能。すべての商品を、コンピュータとバーコードで一元管理。さらに、耐震性に優れた倉庫ラックにより、商品の荷崩れや破損を軽減。収納効率・管理レベル・物流品質を飛躍的に向上させた、万全の保管・配送システムを備えています。